川柳さろん 洋子の部屋Ⅱ

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2020-10-01 (Thu) 15:02

月観る月は

 やっと涼しくなった。今日は10月1日。少し過ごしやすくなったので、気分転換に散歩がてらスーパーまで買い物にでかけた。
花売場を覗くと、芒や菊がにきにぎしく並んでいた。今日は仲秋の名月。空は曇りがちなので、満月が観られるかどうか解からないけれど、なんだか嬉しくなって、ひとりでお祝いでもしようかと、月見だんごを買い求めた。
 昔から、旧暦の名月を祝って、こんな唄があった。

     月々に月観る月は多けれど
                 月観る月は この月の月

 この歌に詠まれている月の数を数えてみると 八つある。つまり 八月の月が一番美しいのだと 満月を讃える歌なのである。
口ずさんでみると、なんだか調子がいいので、仲秋の名月にはいつもこの歌を思い出している。何年ぶりかで買った月見だんごを先ずは仏前に供えて、今日は独りでお月見を楽しんでみようと思っている。旧暦には慣れていないので、八月が仲秋の名月であるとは感覚的には合わないが、自然を嗜む日本人の風習は 流石と思う風情があって大事にしたいと思っている。    本多洋子
 
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最終更新日 : 2020-10-01

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